引越してすぐに傾いた建売住宅だったが、自分の部屋ができて満足

小学校2年生までは、いわゆる2軒長屋というか、和室が3部屋に台所、といった平屋の貸家に住んでいました。和室は3部屋あるものの、1部屋は生活費に充てるために、独身の男性に転貸をしており、自分たちの部屋は2部屋だけで、そのうちの1部屋は祖母の部屋でした。自分の部屋はなく、縁側の端をカーテンで仕切ってそこに机を置いたのが私の勉強スペースでした。
ですので、小学校3年生の時に、親が思い切って建売住宅に引越した時は非常にうれしかった思い出があります。
建売住宅と言っても、田んぼを埋め立てた場所に建てた、小さな2階建てで、1階が6畳の和室とダイニングキッチン、2階が4畳半2間で、そのうちの1間を私の勉強部屋としてあてがわれました(祖母はその時期に田舎に帰ってしまっていたので、2階の残りの1間が両親の寝室です)。これが本当にうれしくて、そこを自分の城として好きな本をたくさん並べ、いつもその部屋にこもっていました。
しかし、一方では何しろ田んぼを埋め立てたところに立てていますでの、地盤が緩く、住んですぐに家が「物理的に」傾いてしまいました。ビー玉を置くと、ころころと転がっていくような感じです。両親はそれを苦にしていましたが、私は、そんなことよりも自分の部屋ができたことのうれしさのほうがずっと勝っていて、非常にこの引越しは満足でした。

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